滋賀の介護求人

新卒で特老に就職した女性の新人の頃の経験談

特別養護老人ホームに就職した時の試験はどんな様子でしたか?
就職した老人ホームの面接は本社の施設で受けました。
面接は1回で、試験官は理事長、4つある施設の各施設長でした。
面接時、理事長がいるだけでも怖いのに、各施設長がずらっと並んでいて、とても怖かったです。
質問は「介護でどのようなことがしたいのか」などと、特に変わった質問はありませんでした。
質問の数も少なかったです。
試験に無事受かり、配属先は本社でした。
同期は9人おり、内3人は数か月間、同じ施設で実習後、違う施設に配属されました。
仲間が沢山いたので、ここまで頑張ってこれたような気もします。
仲間の一人です→職安のヘルパー講座を受けた

入社後、大変だった事は何ですか?

入った当初は名前を覚えるのが大変でした。
1フロアに60人程の利用者がおり、それぞれに合ったケアをしなければいけません。
私は大学時代は福祉を学んでいたわけではないので、知識がありませんでした。
先輩方が普通に使っている言葉も意味が分からない事があり、大変でした。

大変だった時期、あなたはどのように乗り越えましたか?

先輩の指導のおかげで乗り越えれたと思います。
何もかも初めてでしたが、移乗介護など身体介護はコツを先輩方に教えてもらい、その教えてもらった通りにするととても楽に介護をすることができました。
私を担当して教えてくれた先輩はとても優しい人で、根気よく付き合ってくれるところが、本当にありがたかったです。

働いていて嬉しかった事はありましたか?

はい、ありました。
自分で言うのもなんですが、利用者の方々には愛されていたと思います。
「可愛いね」なんて言葉はよく言われていましたし、
「あんたのこと好き」と言ってくれる利用者の方もいました。
そんな言葉を聞いた時は、本当に嬉しくて、「私はここにいる意味があるんだな」と思えました。

転職を考えるようになったのは何故ですか?

一番は体力的な問題です。
働いていてピークだったのは2年目〜3年目にかけてだったと思います。
仕事には慣れてきて、要領が分かるのでさっさと仕事は終えられるし、体力的にも1番良かった時期でした。
3年目に入ると、だんだんそれまでの負担が腰にきましたが、まだまだ調子のいい時期だったと思います。
しかし、特別養護老人ホームはとても忙しく、利用者1人1人と深く関わる時間があまり取れません。
今すぐ転職という訳ではありませんが、いつかは、グループホームのようなところで、もっと少人数でゆっくり時間が取れるところで働きたいと思っています。